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聖なるペルーの旅 3


〜 内なるマスターの扉を開く旅 〜



2003.9.25〜2003.10.12

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9月28日 
 アマゾンの朝は早い。動物たちが活動するのは、朝の5時から8時ぐらい。暑い日中は、動物たちもお昼寝しているのだ。だから、私たちも5時前には出発。静寂な森の中を、私たちのボートが走る。空中の虫を食べているナイトホーク、朝の魚採りをしているイエロービルターン(ツバメの一種)。次第に遠い空が淡いピンク色に染まり始めた。わ〜素敵♪ ピンクパープルの朝焼け雲だ。今からアマゾンの日の出が見れる!(そこまで期待していなかった・・・。) 私たちのボートは、その朝日に向かって走っている。母なる川に、ゆっくりと昇り始める太陽。黄金色に輝いた姿は、太陽神そのもののように思えた。両手を合わせて迎えた。太陽がその全景を現したとき、私たちのボートは目的地に到着した。






 ここは朝、鳥たちが目を覚まし、青い実を食べてお腹いっぱいになった後に、集まってくる場所。土壁に含まれるミネラルを、摂り入れるためだ。(お腹の調子を整えてくれるそうです) ここでボートから、専用の舟に乗り換える。カヌーを二隻合わせて、その上にプラットフォームを設置したもので、周りは草や木で覆われ、隠れ家のようにしていた。(エスコンディーテと呼ばれている) 中にはカウンターと椅子が並べられ、鳥たちを観察できるようになっている。キャンプ場からは、朝食を用意してくれていた。パンに、野菜やお肉を乗せてソースをかけたお好み焼き風のパンケーキにフルーツ。温かい飲み物を飲みながら、鳥たちが来るのを待つ。(何だかワクワクして楽しい〜♪) 

 最初に青い首をしたグリーンのパロット(インコ)が現れた。軽やかな鳴き声で、入れ替わりながら次々に集まってくる。テレスコープで見ると、顔の模様まで良く見えた。朝日に照らされて、カラフルな羽が一層鮮やかだ。しばらくすると、昨日のマカウ(混合インコ)たちもやってきた。わ〜、きたきた! またまた鳥たちの大合唱が、賑やかに始まった。土壁の隙間に入って食べている鳥たちもいる。時々、大勢で私たちの舟のすぐ前まで飛んできては戻っていく。一応、私たちは隠れて見ているつもりだけど、鳥たちにはすっかりわかっているみたい。(うふっ ^^) 何て、平和な時間なのかしら♪ (しみじみ) 鳥たちは、2〜3日に一度の割合で交代に、この土壁に来るそうだ。早い時間から見れるときと、そうでない時もあるらしい。私たちは6時から8時頃まで、しっかり観察することが出来て、とっても満足。そろそろ出発しようとしたら、鳥たちが一斉に飛び立って、上空を旋回した。サヨナラの挨拶してくれているのかな。ありがとう〜、またね〜♪


 続いて、森歩きへ。止まっているときは、バッタのようなのに、飛ぶと蝶々みたいに白い羽を広げる虫もいた。おもしろ〜い! 目で追っていたら、わざわざ良く見えるように、止まって見せてくれた。お尻の部分がブルーでイエローグリーンの模様が入った、アマゾンカラーできれい。(写真右)
 白アリの巣やイノシシが通った跡もある。この辺りは、イノシシ地帯でもあり、200頭ぐらいで駆け抜けることもあるそうだ。(その時は、さっと道を開けてあげましょう。 「イノシシさんが、通りま〜す!」 笑) 
 一際大きな鳥の鳴き声が聴こえてきた。高いきれいな声が、森中に響いている。オスがメスを引き寄せるために、一生懸命きれいな声を出して鳴いているそうだ。(鳥たちも頑張ってるのね。^^)
 原生林では、林冠部分と林床部分では光が入る差が大きい。(100に対して5%ぐらい) だから、少しでも光を吸収しようと、葉っぱが大きく成長しようとする。種が出来ても、光が当たらないと発芽しないので、何年も待っている種が、そこら中にあるそうだ。また、新芽のうちは柔らかいので、虫に食べられやすいことから、わざと枯れ葉のような色をしていたり、病気のような模様を作ったりとカムフラージュして、どうにか生きていこうと植物たちも頑張っているという。(たくましい生命力・・・)

 キャノピータワーに到着。高さ32〜35mはあるという大木の頂上まで、階段が作られて登れるようになっている。これだけの大木でも、まだ樹齢50年だという。熱帯雨林の木は早く成長するけれど、それだけ寿命も短くて早く倒れてしまうそうだ。それにしても高い・・・。登る時は、さすがにドキドキ。(高所恐怖症のAkemiちゃんも、ちゃんと登れたから大丈夫。^^)

頂上には、樹幹を利用して見晴台が作られている。お〜、絶景だ〜! 森全体が見渡せる。川のように見えたのが、三日月湖だった! 今回のアマゾンの旅のキーワードは、三日月だった。そして、Akiちゃんも昔から三日月に縁があると言っていた。マヌーの三日月湖は、大きく蛇行している川が、カーブで本流から離れて、三日月の形に残ったのが湖になったもの。(神秘的ね) その三日月湖には、独特の生態系が存在するという。明日、探索することになっていたけれど、お先にここで挨拶しておきましょう。森と湖に向かって、五十鈴を鳴らし、塩を撒いて、土笛を吹いた。心地良い風が吹いた。それまでいた虫たちが、その周辺だけ近づかなくなった。「虫がおとなしくなってますよ。鈴が効いているみたいですね。」 あらっ、ほんと! あれだけ飛び交っていたのに、止まったままで、何だか眠っているみたい。(笑)


 そこに、突然大きな鳴き声がして、みんなで驚いて見上げると、空にはマカウちゃんが! 鳥たちは昼間は暑いので、この時間は茂みに隠れていると聞いたばかり。 「皆さんとはよっぽど縁があるみたいですね。」 また会いに来てくれたのかな。(う〜、うれしい♪) そして、コンドルかイーグルのような黒い大きな鳥も現れて、ゆっくりと旋回して飛んでいった。ありがとう〜。
 Tomokoさんが、アマゾン川の伝説を話してくれた。
 ・・・・その昔、人々は森があって、平らで広大な土地に住んでいた。そこへ、ある日突然大きな木が生えてきた。嵐の日、倒れた木が自然と水の流れになり、木の形をしたアマゾン川になった。枝が支流となり、いろいろな所に流れた。細長い葉っぱは落ちて、カヌーになった。そのカヌーが、おぼれがかった人々を救い、その人々はカヌーに乗って、世界中の様々なところに住むようになった。・・・・
 こうして、アマゾン川と人々との新しい世界が生まれたという。古代から森と川と人間たちとの関わりを表す話が、先住民の間に伝えられ、今でも受け継がれているそうです。
 タワーから降りようとしたところで、木の真ん中辺りに、ボコっと膨らんでいるのに気が付いた。まるで顔みたい。この木の精霊のようだ。下から見上げると、にっこりと笑っているように見えた。(素敵な時間をありがとう) 木の根幹は、全員がすっぽり入れるくらいに大きかった。この森が、私たちを包んでくれているように・・・。


 ボートで戻る途中には、甲羅干しをしているカメの姿も見えた。蝶々たちが集まって、カメの目の涙を取ってあげていた。(微笑ましい〜) キャンプ場に着いたところで、雨が降り出した。ランチには、チャーハンに昨日収穫したユッカのコロッケを食べ、夕方までゆっくり休んだ。(Kiyomiちゃんたちは、川でスイミング)

 夜は、森の奥に設置されたプラットフォームで、夜の生態系を観察することになった。希望者は、そのまま寝袋を持って夜を明かす。(わお〜!) こんな経験は滅多にないので、私ももちろんお泊り組に。プラットフォームの手前には、ウォーキングパーム(歩く椰子の木)もあった。太陽に向かって、少しずつ移動するという木だ。(写真右・森全体にも光が注いでます。) 到着する頃には、日が暮れてすっかり暗くなっていた。プラットフォームは、地上5mの高さにある小屋で、深い森の中に建てられていた。前には塩の沼があり、ミネラルを摂取するために、動物たちが夜やってくるという。
 到着する頃に、雨が降り始めた。その雨音と一緒に、初めて聴く動物の鳴き声が夜の森に響いていた。みんなでマットの上に横になって、ウトウトしていたが、雨は次第に激しくなり、雷が鳴り始めた。(お〜!) 真っ暗な空に、白い稲妻が光る。(お〜!!) しばらく様子を見た後、Tomokoさんから、「今日は、このまま全員で戻りましょう。」とアナウンス。え〜! 帰っちゃうの〜。せっかく、ここまで来たのに・・・。しかも、この雨の中を!? スタッフのエスティコやエリセイおじさん達が、私たちの寝袋や夕食をここまで運んでくれていたのだ。 この時は、それ以上の説明を聞かなかったが、後でこの判断が正しかったことを知った・・・。

 雨具をしっかり着込んで出発。外は、相変わらず激しい雨が降り、遠くで雷が鳴っている。でも森の中は、生い茂った木がカバーしてくれているので、思ったほどは濡れない。フラッシュライトを照らして、早足で歩きながらも、途中で大きなカエルを見つけたりして、私たちは雨のジャングルも楽しんでいた。(^^)  ようやく、キャンプ場に帰った。山小屋のテーブルの上には、昼間私たちが干していた洗濯物が、積み重なっていた。でも、私とNaoe ちゃんのだけがない。あれれ〜? もしかして・・・。まだ外に干したままだった。ガ・ガ〜ン! 奥のほうに干していたから、気が付かなかったのかな。 まだ乾いていなかったので、そのままにしておいたとのこと! えっ、うそみたい・・・!? どうやらここアマゾンでは、乾くまでは雨が降っても、そのままにしていることが後でわかった。すぐに晴れることがあるから、その度に取り込むことはしないみたい。(笑) 雨にも抵抗しないで、それも自然の恵みとして当たり前のように受け入れているようだ。もう半端じゃないですね。(さすが、アマゾンに住んでいるだけのことはある!) 感服でした〜。(^^) 
 夕食を食べた後も、そのまま山小屋で過ごしていた。ガラス張りの窓から、夜空に光る稲妻を見て、盛り上がっていた。(う〜、また血が騒ぐ) 今回の旅でも、必ずどこかで雷が来ると思っていた。それが、ここアマゾンだったのだ。ジャングルの中に響き渡る雷の音、空一杯に光る稲妻。アマゾンの大自然が、私たちを包み込み、癒してくれただけでなく、必要のなくなった古いエネルギーも全て、洗い流して清めてくれている。そして、それを光に変える大きな変容がもたらされたことを象徴していた。バンザ〜イ! 私の中でも、大きく解放されたのを感じた。(何しろ、洗濯物まで一緒に洗い流してくれたのだから・・・笑) この嵐は祝福なのだ。イエ〜イ!  
 気分もスッキリしたところで、エスティコを呼んで「スペイン語講座 おもしろ編」の始まり。エスティコは20代の男の子で、笑顔も体格も豊かなアマゾンの野生児。(^^) 私たちをサポートし、いつも明るく楽しませてくれた。特にKiyomiちゃんとの掛け合いは、吉本を超える面白さ。(笑) Tomokoさんから聞いた、チョーヤチャッキーのアマゾン版怪談話も大ウケ。 嵐の下で、朝が早いのを忘れて、山小屋での最後の夜を楽しんだのでした〜♪
 

 <Akiちゃんレポート>
アマゾンでの朝日はとても綺麗でした。神秘的な色で私は何枚も写真を撮ってしまいました。でも、刻々と時が進み、ボートも進むため、同じ景色はなく、どれもこれもが素敵な写真となりました。インコたちを観察するボートに着いたときは、まるで夕日のような色の太陽で、とてもパワプルでした。インコたちの観察は、ゆっくりとした時間の中で、朝食をつつきながら双眼鏡を覗くばかり、日本ではこんな時間の過ごし方はあんまりないし、ある意味優雅だなーと感じ、幸せでした。
2回目の森歩きでは、アマゾンを見渡せる大きな木に登りました!私の今生でのキーワードの一つに「三日月」があり、この木からは三日月湖を眺めることができました。三日月湖といっても大きいので、ほんの一部分しか見えませんでしたが、私はすごく気になり、ずっと三日月湖が見える場所にいました。この日は、昨晩よく寝れたおかげで体調も初日に比べてだいぶいい!でもそのわりに私は口数が少なかったんです。ただただ森の中にいることが、ほんとに嬉しくて存分に味わっていたんです。夜、プラットフォームに泊まることを決めて、みんなで出発!森歩きが大好きになっていました。目的地についてしばらくすると、やはり疲れているせいですぐに眠ってしまいました。すると起こされ、起きてみると、すごい雨!私は、これじゃみんなお泊まりだ!とわくわくしたんですが、みんな戻ることに。。。こんな雨の中を?とも思いましたが、これも経験!でも、暗い中のはしごをおりたり、暗い中の森歩き、しかも大雨で雷も鳴っている。。。私は、急に恐くなってしまいました。でも、ひたすら歩くうちに、自分の中の古い感情やいろんな想いがどんどん湧いてきては流れていくんです。昼間も歩いている間は、そういう時もちょこちょこありましたが、この夜の森の雨の中は、浄化の量がとても多かったようです。
無事にみんな着いて、食事も摂り、みんなで団欒。この時気づいたのですが、これまで自分の中でブロックされていたものが幾分はずれてたんです。この旅で、私が目標としていた一つに、私はいつもどんな時も私は私らしくいよう!でした。!?それが出来ている!と感じたんです!すごく嬉しかった!!まだ全部じゃないけど、ちょっと調子が出てきたかも♪と自分で自分を褒めました。この旅はまだ始まったばかりでしたが、私は早々に大きな収穫を得た気分でいっぱいでした。
 
<Mihoちゃんレポート>
朝。朝日の昇る前の起床はきついなあと思いましたが、ボートが風をきって走り出すとすがすがしく気持ちよくて、逆に嬉しさがこみ上げてきました。ボートから見えてきた日の出は歓声を上げるほど感動的で、このときそれほどアマゾンに思い入れのなかった私でも、「今私はアマゾンにいるんだな、アマゾンに来てよかったなあ!」としみしみ感じました。
「土壁に集まって来るインコ」は写真か何かで前もって見ていましたので、実際はどんな感じかなあと興味がありました。写真そのまま、いえそれ以上でした。肉眼だと少し遠いですが、双眼鏡で見ればはっきりと見て取れました。最初は小さめの緑のインコ、しばらくすると昨日見た大きめのマカウちゃんたちが時間差で集団でやってきました。(厳密にはインコやマカウちゃんもいろんな種類がやってきていました。)土をカリカリ食べていてかわいかったです。そして本当にすごい大合唱で、あの声が私たちの気分までも盛り上げていたのではないかというくらい、飽きなかったし、楽しむことができました。丁度そこから私たちが離れる頃、音を立ててマカウちゃんたちも飛び立ち、名残惜しさもありましたが満足して手を振っていました。(そういえばマカウちゃんたちを観察している途中、Tomokoさんが反対の川の方にテレスコープを向けていて、何かと聞いてみたらワニがいるというのです。すばやく覗いてみると川から目を出しているワニが見れました。「ほんとだ〜ワニだあ!」ワニは私たちを観察していたのです。(笑)ワニは何度か場所を変えて目を出していましたが、私たちがワニを観察しだしたのを感じたのか、川の中に潜ってどこかに行ってしまいました。)
森歩きをしてキャノピータワーに着いたときは少々バテ気味の私。上から降りてきた外人さん達(私たちも外人だけど)の話では、小さな蜂がたくさんいるから気を付けた方がいいとのTomokoさんからの情報。ちょっと気持ちが引いた私でしたが、上からの景色も見たいし、気持ちだけで登った感じでした。(笑)見晴らしはよく、みんなで写真を取り捲り、幹に寝そべったりしました。蜂と聞いていましたが黒くて、アリが羽をもっているような虫が確かにたくさん飛び交っていたし、体にも止まってきます。でもみんなそれをも楽しんでいる感じでした。(我ながら)私たちって順応性あるわ〜と感じました。マカウちゃんもなぜか上空に現れて、私は半分あっけにとられて見ていました。「あら、まあ」みたいな。。それもこれも、アマゾンの自然が、私たちを優しく包み込んでいてくれていたからなんですよね。ありがとうございます。
夜は森の奥まで行って、プラットホームと呼ばれる高台の小屋のようなところで動物を観察するというのですが、この頃の私は眠さが勝っており、お泊りもできるということでしたがキャンセルにしました。思ったとおり、小屋の上に着いて、予め引いてくれていたマットの上に横になったとたん、熟睡。。あの時、それ以外の行動は出来ないくらいでした。私は雷の音を感じながらもドロのように(笑)眠っていました。ふと目が覚めると「全員で戻りましょう」とTomokoさんの声が聴こえました。全員?ぼんやりとした頭で「危ないのかなあ」と思っていました。雨がすごいので雨具を着込み、小屋からはしごを伝って下へ降りる頃にはなぜか気分がハイになっていました。(ペルーにいる間、体調が悪くなったりした後でもすぐに気分が高まることが幾度となくありました。)時折稲妻と雷の鳴る雨の中、足元が危ないと「ここ危ないで〜す」などと伝言ゲーム状態で伝えながら歩いていました。そんな中でも大きなカエルがいると観察したりしていました。
かなり歩いてやっとキャンプ場に着きました。そこ(テーブルの上)にあったのは生乾きに近い洗濯物の山。そういえばお昼は晴れていたからランチの前にみんな干していたよね。(そのときに私は洗濯したズボンに付いていた虫を、怪しいなあと思って爪と爪の間に挟んで潰していたんだよね。。プチッと音がして潰れたので、あう〜、ダニさんだ、と確認していたのでした。でももうすでにたくさん虫に刺されていましたが。(^^ゞ)私は服もさることながら靴が濡れてしまっているのが一番痛いなあと思っていたのですが、もう流れに身を任せるしかないと思って夕食を楽しんでいました。みんなそれぞれ雷と雨に打たれ、流すことがあったのかな。。
ロウソクの光の中、みんなともだんだん打ち解けてきていました。私は初めてこの時長く話をするメンバーがいて、話をすると生きてきた過程は違うのに、深い話をしていたり共感していたりしていました。そのことがすごいなあと思いました。Kiyomiさんは誰ともすぐ打ち解けていて(羨ましいなあ!)、エスティコとのやりとりでみんなを笑わせていました。「コモ」がスペイン語で「何?」と聞き返すとき使うとわかると、すかさず「コモコモ?」とおどけて言ってみたり、みんなを大爆笑の渦に巻き込むこともしばしばでした。洗い流して手放したせいでしょうか、満たされる夜が更けていきました。