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聖なるペルーの旅 3


〜 内なるマスターの扉を開く旅 〜



2003.9.25〜2003.10.12

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9月30日 (前編)
 アマゾンを離れる時が来た。準備して外に出てみると、朝もやの中に太陽が顔を出し始めていた。そして、何と何とロッジの中央にある木に、2羽のマカウちゃんが! 急いで、みんなに知らせた。一番最初に現れていた、ブルーとイエローのマカウだった。最後の最後にも、来てくれるなんて。。。 写真を撮ろうと、少しずつ近づいてみた。「まだ飛んで行かないでね・・・。」 出来るだけ静かにしていたが、飛び立つどころか、ずっと止まったまま。 おかげで、写真も撮りたい放題。(^^) その撮った写真を見てみると、たまゆらがびっしり。わ〜すご〜い! どの写真にも、しっかり写っている。みんな喜んで、バチバチ撮っていた。アマゾンの精霊たちが、お見送りに大集合してくれたみたい。感激〜♪ 


 朝食を食べていたら、お部屋に朝日が射しこんできた。部屋全体が、光に包まれたようになっていた。 私たちの旅立ちを祝福してくれているかのよう。 子供たちが、まだ眠そうに目をこすりながら起きてきて、荷物を運ぶのを手伝ってくれていた。朝早いのに、ごめんね。ありがとう〜。辺り一面が、眩しいくらいの光に照らされて輝いていた。アマゾン川もキラキラ光っている。私たちは、この美しい光景を忘れないように、何枚も何枚も写真を撮り続けた。空を見上げると、真上には大きな龍の顔。わっわっ! お寺にある青龍の横顔そっくり。(しっかり写真を持ってきてますよ〜。^^) やっぱり、見守ってくれていたんですね。ありがとうございます☆ 

 ボート乗り場に向かう途中には、グリーンのインコも姿を見せてくれた。子供たちや村の人たちが、手を振って見送ってくれた。逆光に照らし出された、その光景がまるで映画のラストシーンみたいに美しくて、ますます感動〜。(精霊さんたちの演出は、最後まで素晴らしい。^^) 朝日を背に受けながら、私たちは出発した。振り返ると、太陽からは光の道が続いていた。


 空には、精霊たちの雲が一杯に広がっていた。大きなコウノトリの団体さんが、飛んできた。(新しい生命の誕生・・・魂の再誕を象徴してくれているみたい) 川辺には、赤い足の鳥さん。(Red Lapwing) そして、再び白ワニまでも! 最後の挨拶に来てくれたのですね。(写真左) 到着までのわずか20分位でさえも、いろいろ見せてくれていた。
 「出来るだけ、動物たちを見てもらいたいと思っていますが、実際に出会えるかどうかは自然のことなので、その時にならないとわからないんです。」 最初にボートに乗ったとき、Tomokoさんから言われていた。それが、普段あまり出て来ない動物たちまでも、この短期間でたくさん見れたので、みなさん凄いですね。と言ってくれた。「聖水の効果ですか?」 私たちが、HWのセラミック入りスプレーを取り出しては、至る所でシュッシュッしていたので尋ねられたことがあった。(メンバーのほとんどが会員で、愛用していたの。^^) 地球を蘇生させる水ということで話したら、聖水ということになった。(^^) 持参したシャンプーや洗剤にハミガキも、川や大地を汚さないだけでなく、流れることで蘇生させてくれるものだったから、アマゾンも喜んでくれたのね。v(^^)v

 出発前に引いたカードを思い出した。そのうちの一枚の絵には、マカウと蝶々の精霊が描かれていたのだ。「ワクワクするようなことが、待っています。」 このことだったのですね。ありがとうございます〜。私は最後に、クリスタルの塩とHWの水をアマゾン川に撒いた。「どうか、この美しい自然がいつまでも守られますように・・・・。」 そして、心からの感謝を込めて、五十鈴を鳴らした。隣にいたMikiちゃんが土笛を吹き始め、Mihoちゃんは指笛を吹いた。すると、ウォルターも吹き始めた。 私は、その音に胸が熱くなり、感動でウルウル状態だった・・・。(また思い出して、あ〜う〜) すると、雨がポツポツ降り始めた。それが、ボートから見て片側だけに落ちているようなのだ。しばらくの間だけだった。(またまた不思議・・・。だけど、この旅なら有り得てしまう。^^)


 最初に入ったレストランに戻った。そこで、飛行機の出発が一時間ぐらい遅れると聞いた。(ヤッター!) 内心、喜んだ。(^^) あと、もう少しアマゾンにいられる。お庭のニワトリや鳥に餌をあげたりして、最後をゆっくり過ごすことが出来た。また木の上には、リズザルさんも出て来てくれた。(光ってるでしょう! 写真下) これが、本当に最後のお見送りになった。ありがとう〜♪  乗り場の前の小屋に、手作りのグッズが売られていたので覗いてみた。いろいろある中で、パッと目に付いたものがあった。赤い実のようなものが3つ付いたブレスレットだ。その鮮やかな赤い色に惹かれていた。マヌーの記念として買って帰ろう〜。早速、手につけてみると、なかなかいい感じ♪  そうそう、もう一つのお土産もあった。オロペンドラのオリジナルグッズ(Tシャツや下着)を買ったら、ココナッツの種で作ったお猿さんのキーホルダー。みんなお揃いで〜す。(^^)

 そうこうしている内に、セスナ機が到着。バタバタと荷物を載せて、乗り込んだ。Tomokoさんとウォルターに、ゆっくり挨拶することが出来ないまま出発してしまった。(あら〜!) 

 小さい頃から、自然に敏感で野生動物が好きだったというTomokoさん。ウォルターは、常に森の中の音に耳を澄まし、優れた視覚や嗅覚と野生の勘で、動物たちを瞬時に見つけていた。それは見事だった。そして、動物を見つけると、そっくりの鳴き声を発して、動物たちと会話していた。その素晴らしさに、私たちはいつも感心していた。それでいて、カタコトの日本語で、私たちを楽しませてくれた。ボートを乗り降りするときに言ってくれる、「アタマ、キヲツケテクダサイ。」が、時々「アタマ、ブツケテクダサイ。」に聞こえて、私たちの間で流行った。(笑) 最後に、ちゃんとお礼が言えなかったのは、また会えるからですよね。梅干しが好きで、「オニギリベントー タベタイ。」と言っていたので、今度戻って来るときは、海苔と梅干し持ってくるから、みんなで一緒におにぎリ作って食べましょうね〜。(彼も、過去生で日本人だったことがあるはず。^^)


 アマゾンに行くと決めたとき、最初は前に訪れたプエルトマルドラードに行くつもりで、予定を立てていた。そこに、突然マヌーの名前が飛び込んできた。初めて耳にするのに、惹かれるものがあった。ツアーの内容を調べてみたら、予定よりも大きく予算がオーバー。わ〜、どうしようかな〜。(長くガイドをしている現地人のユーリでさえも、高いツアーになるということで、行ったことがないと言っていた。) それでも、シンクロのメッセージを信頼することにした。その結果は、この通り。v(^^)v 予想以上の素晴らしさと感動で、幕を閉じた。(イエ〜イ!) 2年前に受けたアヤワスカは、この時のためのアマゾンの洗礼でもあったのですね。(ちょっと大変だったけど・・・^^) 全てが、光の中に包まれていた。精霊たちの祝福と偉大なる力のサポートに、心から感謝します☆

 そして、私たちは新たな旅へと飛び立ちました。
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